
職人から職人の手へわたり、企画から生産まで、長い期間を経てつくりあげる伝統工芸、絞りのゆかた。
400年の時を経ても、色あせない、華麗なる職人の技。私たち大人の女性を美しく見せてくれます。
夏の様々なシーンで、袖を通す喜び、どきどき感……。まるでドレスのように、だけど気軽に、楽しく。
装っていただけたら、うれしく思います。
〜 2008年に有松開村400周年を迎えました 〜
「絞り」が産まれた地、名古屋有松(ありまつ)は、2008年に開村400周年を迎えました。
今日まで受け継がれている、有松絞りの素晴らしさを、改めてご覧くださいませ。

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浴衣でお洒落してお出かけしましょ!
肩肘張らずに浴衣で気ままに
浴衣はほしいけど、でも、着て出かけるチャンスって中々ないんだもん、ホントにそう? 花火大会や夏祭りなどに限らず、浴衣を着るチャンスは意外に転がっているもの。 たとえば、遊園地や動物園、水族館。夏になると、浴衣来場者 / 来園者向けに、入園料 / 入場料が無料になったりドリンク1杯が無料になったり、とおいしいサービスキャンペーンが展開される施設があるよね?これを見逃す手はないでしょ!友達同士で遊びに行くにしても、彼氏とデートするにしても、浴衣でお出かけすると、いつもと違った風景や自分に出会えるかもよ?
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浴衣着付けに用意するものは - 1
浴衣 / 帯
多少大きめだったり小さめだったりしても着付けでなんとかカバーできるところが着物や浴衣のよいところ。でも、洋服感覚でアンバランスドっぽさやアバンギャルドっぽさを楽しむのでもない限り、つんつるてんやだぶだぶはいただけないです。自分のサイズに合った浴衣を選んでね。 仕立て上がりの浴衣をネットで購入する場合は、最低でも身丈と裄は計っておくべし!
帯は、女性なら半巾帯(一重 / 小袋帯)または兵児帯、男性なら角帯または兵児帯を用意。
肌襦袢 / 裾よけ
外出するときには必須アイテム。暑いからって不精しないこと。身八つ口や裾から素肌が見えちゃっったら、小っぱずかしいですし、浴衣が汗まみれになっちゃったら、お手入れが大変ですし。湯上りに着るくらいなら必要ないです。 肌襦袢は、サラシやガーゼなど、吸湿性がよく、衿ぐりが大きく、半袖のものを選びましょう。
男性の場合、綿のU首アンダーシャツで代用してもOK。
裾よけは、裾さばきをよくしたり、下着の線をカバーするためのもの。男性は通常身に着けないです。
女性の場合、肌襦袢と裾よけと一体になっているスリップタイプだと、ウェスト周りがもたつかないので、便利。
浴衣着付けに用意するものは - 2
紐/伊達締め/着物ベルト
(コーリンベルト)
紐(腰紐 / 胸紐)は、女性なら1〜3本、男性なら1本。伊達締めは、着崩れを防ぐもので、あった方が便利。 着物ベルトは、衿あわせを固定し、衿元の崩れを防ぐためのもの。伊達締めと着物ベルトが一体になっているものも。男性は通常使わないです。
タオル
タオルは体型補正が必要なければ不要。必要に応じて1〜3枚。
前板(帯板)
女性が帯を結ぶときに胴回りに皺を防ぐためのもの。ベルト付きタイプとベルトなしタイプがあり、どちらでも両脇いっぱいの横幅があるものがgood。
履物
履物は、素足に下駄や雪駄がポピュラー。
下駄や雪駄は歩きにくかったり鼻緒ずれしたりするっていうんで敬遠されがちで、ビーサンやミュールなどを合わせる人も結構いますよね。でも、やっぱり浴衣には下駄や雪駄の方がサマになると思わない?中には、履きやすく歩きやすい下駄や雪駄もあるので、探してみて!鼻緒ずれしたときのためにバンドエイドも忘れずに用意してね。
巾着
チグハグな印象にならないように浴衣や帯の色・柄とコーディネートするのがベスト。
女性なら可愛くて涼しげな竹細工の籠やメッシュのバッグでもOK。
早速、浴衣を着てみましょ!
体型補正する
浴衣や長着など着物は、洋服と違って、直線裁ちの直線縫い。着物を腰紐や帯で締めると、どうしても体の凹凸部分に皺ができちゃいます。この皺は、着崩れる原因になりやすいし、みっともないので、なるべく皺にならないように着付けるのがポイント。
標準的な日本人体型の人でも、ウェストにタオルを巻いたりヒップにタオルを当てたりして、体の段差をなくしましょう。スタイル抜群の西洋人体型の人なら、体型補正はなおさら必要だよ! タオルを巻いておくと、タオルが汗を吸収するので、浴衣の汗染み防止にも有効。それに、帯が安定するし、おはしょり 頻繁に着物を着る人なら、着物用の体型補正用下着を買っておくと便利。滅多に着物を着ない人なら、タオルで十分じゃないかな。
下着をつける
肌襦袢 / 裾よけを身に着けます。
浴衣を羽織る
まず、浴衣を肩に羽織って袖を通します。
次に、袖の両端を持って軽く引き、浴衣が左右どちらかの側に偏っていないことを確認します。
次に、衿先から10〜15cmくらいのところを片手で持って、背縫いをもう片方の手で持ち、腰から下のボディラインに浴衣を添わせながら、くるぶしにかかる程度の位置に裾を引き上げます。
浴衣の着付け、さあもう一息!
上前を決める
上前っていうのは外側(=上側)にくる身頃のこと。着物では男女ともに左の身頃が外側にくるので上前って言ったら左の身頃のことだと思って。これに対して、左前っていうのは左の身頃を先に肌に合わせるってこと。だから、このとき外側になるのは右の身頃。左前は、現代では死者の装束に用いるもので、縁起が悪いとされているので、くれぐれも左前に浴衣を着ないようにね!で、左の衿先が右の腰骨までくるように合わせます。
下前を決める
上前(左側)と下前(右側)を入れ替えて、右の身頃を緩みのないように体に巻きつけます。下前の裾先はくるぶしより5〜6cm程度高めに引き上げておくのがポイント。
上前を重ねる
上前(左側)を下前(右側)に重ねます。上前の裾先はくるぶしより3cm程度高めに引き上げておくのがポイント。
腰紐を締める
背縫いが背中の中心に沿っているか、裾が広がっていないか、チェックしてから、腰骨の上あたりに腰紐を回します。ヒップのふくらみの上辺りで交差させ、左右にギュッと引いてから、前に回します。結び目は、帯を締めるときにゴロゴロさせないために、体の中心を避けて片蝶結び。余った紐先は上から下に差し込みます。下前の裾先が下がっちゃってたら、やり直し。ウェストで腰紐を締めると、すごく苦しいので、要注意!
おはしょり(お端折)を整える
おはしょりっていうのは、着丈を調整して余分を胴部でたくし上げて紐で締めて着物を着る際の、そのたくし上げた部分のこと。男性の着物は、身丈=着丈なので、おはしょりがないです。って言うか、おはしょりできないです。 おはしょりは身八つ口(脇下の空き)から手を入れて前後ともに整えます。おはしょりを整えてから、おはしょりが横一直線になっていること、衽の線が縦一直線になっていること、背縫いの線が背中心からずれていないことを確認します。
衣紋を抜く
衣紋っていうのは、首の後ろの衿周りのことで、衣紋を抜くって言ったら、背縫いを引っ張って後ろの衿を首から離すってこと。“一風入るくらい”つまり握り拳が1個入るより控えめに抜くのがベスト。この抜き加減で印象は随分と変わり、大きく抜くと水商売系のお仕事をしていると思われちゃいます。未婚の女性はあまり抜き過ぎないように、既婚の女性はやや抜き気味に。
衿を合わせる
衿は、鎖骨が隠れるくらいに合わせるのが普通。
衿の合わせ加減でも印象がガラリと変わり、広く開けすぎるとやっぱり水商売系のお仕事をしていると思われちゃいます。妙齢のお嬢さんや凛とした雰囲気を醸し出したい人はややきつめに、ご年配のご婦人やはんなりした雰囲気を纏わせたい人はややゆったりめに。
胸紐を締める
衿を押さえるように、胸に胸紐をかけて後ろに回して交差し、前に回してきて蝶結びか片蝶結びで締めます。余った紐先は上から下に差し込みます。着物ベルト(コーリンベルト)を使う場合は、左の身八つ口から着物ベルトを入れ、下前の衿を着物ベルトで挟み、後ろから右脇へ回して、上前の衿先を挟みます。
浴衣を整える
背中の余分な皺は脇に寄せるように均等に引いて始末します。背中心が歪んでいたら直します。おはしょりの下の中心は背中心とずれていてもOK。
伊達締めを締める
紐の上に伊達締めを締めて、おはしょりを押さえます。伊達締めの結び目は左右どちらかにずらし、紐先は挟んでおきます。
どでしょ?
文章で表すと長くなっちゃいますけど、実際にやってみると、字面ほど難しくないでしょ?最初は手間取っちゃうかもしれないけど、慣れたらチョチョイのチョイでできちゃいます。慣れるまで練習するのが上達のコツ!
浴衣の着付け:帯の結び方
文庫結び
浴衣に使う帯の結び方は、文庫 / 蝶結び / 片流し / 貝の口 / 矢の字などなど色々あるので、迷っちゃうくらい。面倒くさかったら、作り帯でもいーんだけど、やっぱり一本帯がおすすめ。だって、帯一本で色んな結び方が楽しめて、それぞれ基本の結び方を覚えておけば、自分でアレンジすることだってできちゃうんだから!
今回は、オーソドックスでビギナーにも簡単な結びの一つ、文庫結びをご紹介しちゃいましょう!使う帯は半巾帯(一重 / 小袋帯)。
ベルト付き帯板を付ける
ベルト付きの帯板を使う場合は、帯を締める前に、前で金具を留めて帯板を前に回して付けておきます。ベルトなしの帯板を使う場合は、後で付けます。
手先の長さを決める
まず、手先(腰に回した帯の短い方)の長さを決めます。手先の長さは結びの形によって変わります。文庫であれば約30cm程度(自分の腕の長さの半分くらい)、一文字文庫であれば約50〜60cm程度(自分の腕の長さくらい)が目安。 手先の長さを決めたら、手先にする方を半分に折ります。慣れるまでは、手先の長さを決めたところを洗濯バサミなどで留めておくと便利。
一巻き目を締める
手先は、開いている方を上側にして、自分の右肩に掛けます。残りを胴に一回巻きます。
二巻き目を締める
胴にもう一回巻いて、タレ(帯の長い方)側の下の部分から内側に三角形に折り上げ、手先が上になるようにしっかりと結んで、緩まないように立てます。
羽を作る
羽の大きさは、体格や好みによって変わりますが、肩幅くらいが目安。
タレ先を自分の肩幅より若干短めの長さにとって、内側に三つ折りに巻き込むように屏風だたみにし、折り目をしっかり付けます。
手先を結ぶ
二巻き目の後に作った結び目の上に、羽を持っていって真ん中で山ひだ(山を二つ)を作ります。手先を上からくぐらせて、結び目を覆うように一巻きしたところでしっかり上に引き上げ、残りを胴の中に入れます。胴からはみ出した手先は胴の中に折り返します。
帯を整える
羽の長さと形を整え、結び目と帯の後ろ下を持って、時計回りにします。半時計回しに回すと、浴衣の衿元が引っ張られて着崩れちゃいます。一回で回そうと思わないで、二〜三回に分けて回すのがポイント。
ベルトなし帯板を付ける
ベルトなし帯板を使う場合は、帯を締めた後で、一巻き目と二巻き目の間に帯板を入れます。
浴衣を整える
浴衣が皺になっていないか、衿元やおはしょりが崩れていないか、要チェック!
文庫結びをマスターしたら、一文字文庫、八重文庫、蝶文庫、などなどとアレンジしてバリエーションを増やしていってね!
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